アフィリエイトブログでは売れない文章というのがあります。そして、売れる文章というのもあります。この違いはどこにあるのでしょうか。
ちなみに、良く誤解されますが、日本語の能力なんてものは、売れる文章、売れない文章には関係ありません。商品紹介の記事の文章に文豪が書いたような長編ミステリー小説的な感動やスリルを誰も求めていませんよね。
では、売れる文章と売れない文章の明確な違いとはどこにあるのかといえば、読み手の都合で書かれているか、書き手の都合で書かれているかの違いとなります。
売れるアフィリエイトの文章とは?
商品を購入する際に商品説明を読みます。そこにその商品の基本的なスペックしか書いていなければ、高級品の場合、購入意欲はくすぐられません。
専門的な用語としてベネフィット、つまり購入したことによる利益がなければ人間は、わざわざ高いお金を払ってまで、高級なものを買いません。高級なものを買うのは買ったあとに何らかの利益があるからです。
例えば、高級車だと、異性から持てる、持っていること自体がハイステイタスという利益があるので、無理をして購入するのです。
つまり、売れる文章とは読み手の都合に立ち、これを購入したらこのような利益があなたのもとに訪れるでしょうとなっているのです。あなたが、あなたに、が主語となるのです。
また、ターゲットなる人物についても分析をしています。
例えば、女性が多く訪れるサイトなのに、高級車や高級な大型バイクの商品を買ってもらうような内容の記事を書いたとしても、多くの女性は無視するでしょう。
なぜなら、そこまで興味がないからです。一方、男性が多く訪れるサイトで同じような記事を書けばアクセス数はあがるでしょう。
つまり、アフィリエイトで売れる文書とは、ターゲット層をきちんと考えて、その商品を購入することでターゲットにどのような利益が出るのかを書いてある文章となるのですね。
アフィリエイトで売れない文章
売れない文章の中に多くみられるのが、ベネフィットとメリットを混同しているものです。
メリットとは商品の売りや特徴、機能です。A社の掃除機はB社と比べると吸引力が強い、これがメリットです。
しかし、吸引力が強い掃除機をメインに紹介しても、「すごいですね。ま、いらないけど」となってしまいますよね。
つまり、吸引力が強いから何に役に立つのか、吸引力が強いとどのような利益が出てくるのかを説明していないから、売れない文章なのです。
吸引力が強い掃除機、すごいでしょ、というのは書き手に都合がいい文章になりますね。
ここに読み手の都合を入れるのであれば、「ダニの死骸まできっちり吸い取り、(あなたの)赤ちゃんのお肌を守ります」とつければ、読み手に利益を感じます。
肌が弱いから、ダニの死骸がある空間より、ダニの死骸のない空間の方がいい、よし購入しよう!となりますよね。
もちろん、ターゲット層もしっかりと考え、特にこれらの問題を気にしそうな赤ちゃんのいる家庭をターゲットに絞り記事を書くことで売れる文章となるでしょう。