売れるブログの文章には、ストーリー性があります。ストーリー性といいましても、長編小説のようなものではありませんし、架空のお話でも意味はありませんよね?
例えば、グルコサミン配合のサプリを購入した結果、足が痛くて動けなかったのに、今は孫と一緒に散歩をしています。これでいいのです。
ただ、キャッチコピーがあるだけでは、味気ないですよね。
ネットではどのようなストーリーが好まれるのでしょうか?
コピーライティングにおいて、必要なストーリー性は、その商品の開発秘話、特に苦労話などが好まれます。
また、前述のとおり、商品を買ったことでベネフィット、つまり利益が出た、悩みがなくなったというものですね。
さらに、前半部分で読者を引き込むようなショートストーリーがあるといいですね。
中には、すべてをストーリーが仕立てにするというものがありますが、これは例外的で、最初に紹介した3つの書き方というのがすぐに書くことのできるものでしょう。
ストーリーはどのような内容でもいいのか?
コピーライティングにおいての最終目標は感動を与えることではありません。
商品を読者に購入させることです。
そのため、読者の共感を誘ったり、その商品がいかに価値の高いものなのかを伝えるストーリーにならなければいけません。
苦労話で終わってしまったら、ふーん、との感想しかでません。感動をするかもしれませんが、その苦労話によってその商品がいかに価値のあるものなのかが読者に伝わらなければ、それは無駄な労力になってしまうのですね。
また、読者の共感を誘うストーリー性でなくてはいけません。前述のグルコサミンのエピソードのターゲットとなる人は足腰が最近痛んで運動のできない人や高齢者になります。
なので、足腰が痛くて孫と一緒に遊べないという問題を出すことで、同じように足腰が痛い人たちは共感しますよね。
逆に、若者を主人公にしたストーリーにしては、高齢者は共感しません。なんで若いのに足腰が痛いの?となってしまいます。
つまり、コピーライティングにストーリー性をプラスさせる理由は、読み手にこれは自分のことだと錯覚をさせる効果があります。
自分と同じような悩みを持っている人がその悩みを克服して今は、幸せにくらしている、ということは自分も同じように幸せに暮らせるはずと思うのが普通ですよね。
その結果、売れる文章となります。
ストーリー性が生きる商品とは?
ストーリー性のある文章が生きる商品というのがあります。それが美容健康関係です。
グルコサミンのサプリを飲むことで足の痛みがなくなった、ダイエット器具のおかげでマイナス何キロになったというものです。
美容健康関係は、電化製品のようにすぐに効果は出ません。そこで、すでに効果を実感している人の体験談をストーリー仕立てに書くことで、共感性をさらにアップすることが出来ます。
逆に電化製品の場合は、そこまでストーリー性というものは必要ありませんよね。この掃除機を買ったおかげで家がきれいになった、とストーリー仕立てに書いても斬新ですが効果はそこまで高くありませんよね?