文章を書くにあたり重視しなければならないのは、いかにして信頼される文章を書くかです。信頼される文章を書いていくことはつまり、売れる文章につながります。
しかし、この信頼されるというのは難しく、一朝一夕ではできるものではありません。日々の積み重ねによって信頼を勝ち得るのです。ただ、信頼というのは築くのは難しく、壊すのは簡単なので、慎重になる必要があります。
少しのミスなく、確実に成果を上げていくには、様々なテクニックを要しますが、テクニックに頼って文章を書いていますと、いずれはぼろが出てきてしまいます。
つまり、信頼されて商品が売れる文章を書くのは、難しいということです。
メリットのみを書かないことで信頼度があがる！
いい話には気をつけろとよく言われますが、いい話のみしかしていない場合、その文章は信用されにくいといえます。なぜなら、100％メリットだけというものは世の中に存在しないからです。
そして、メリットだけをことさら強調して、デメリットについては全く何も書かないとなりますと、その文章は胡散臭いものとなります。
そのため、信用される文章を書くためには、デメリットについてもちゃんと書かなければなりません。
ただ、ちょっとしたテクニックというわけではありませんが、そのデメリットを強調する必要もないという逃げ道があります。
例えば薬ですが、薬は容量用法を間違えますと毒になってしまいます。しかし、薬を飲まない世の中が来ないのは、用法容量を守って飲んでいる限りにおいて、薬は健康にする効果があるからです。
つまり、デメリットがあるにしても、その商品から受けられるメリットの方が多ければ人間の購買意欲というのは、さして揺るがないのです。
逆にデメリットを伏せて、商品のメリットのみを伝えていては、いざデメリットが出てきたときに、購入した人の信頼感はあっという間に崩壊するといえます。
「そんなの聞いてないよ」という具合にですね。そして、一度失った信頼を回復するには、ただ信頼を得るときよりも難しくなります。
商品を購入しなければならない理由を明記する
これも、信頼を得るためには必要なものです。
良くテレビの通販番組などで、安く商品を提供できるのは、こういうわけです、と安く商品を売っているときは理由を必ず説明しています。
それは、理由を説明した方が、信頼を得ることが出来て、お客さんの不安感を払しょくして財布のひもを緩くできるからです。
なぜ、どうして、という疑問がある限り、お客さんは良い条件であってもアクションを取りにくくなります。なぜなら、そのアクションを取ったことで後々後悔をしたくないからですね。
責任を持って当たり前のことも長くなりすぎない程度に告げる
電化製品の説明書は、異常に長々と文章が書かれています。そこには、そんな当たり前のことするわけないだろ、と笑ってしまうようなことも書かれていますよね。
しかし、中には知らない人もいるので、1から10まで親切丁寧に書かれているのです。
当たり前のことも責任を持って書く、ということが信頼につながります。
