売れる文章は、相手の購買意欲を刺激する文章です。つまり、読み手が自分ではないのですね。そのため、忘備録のような文章ではいけません。
また、テクニックに頼った文章というのも長期的な視点に立ってみれば、いいものではありません。
売れる文章を書くためのテクニックはありますが、そのテクニックに頼ってしまいますと、いずれは売れる文章ではなくなるのです。
相手のために書くというのはどういうことか?
売れる文章のテクニックですが、相手のために書くというのがあげられます。
これは慣れが必要なことなのですが、その文章で何かを売りたいと考えているのであれば、その商品のスペックだけを書いてはいけません。
例えば、「この冷蔵庫はよく冷えます」「節電機能もあってお得です」のような文章です。これだけでは購買意欲というのは刺激されません。そして、これは相手のことを考えていない文章ですね。
売れる文章の書き方としては、その冷蔵庫を購入したら、購入した人にどのようなメリットがあるのかを限りなく具体的に書いていくのです。
例えば、暑くてもキンキンにビールを冷やすことが出来ます。この文章では、冷蔵庫を購入したら暑くてもキンキンに冷えたビールを飲むことが出来る、という読み手へのメリットが書かれていますね。
頭に画像がイメージできてから文章を書く。
これは、テクニックに関するものではなく、売れる文章の大原則のようなものです。
深い悩みを解決するような文章を書こう!
お客さんが商品を購入する理由は様々ですが、現在の悩みを解決したいという理由で商品を買うのが一般的ですね。
中には商品を買うことが手段ではなく目的になっている人もいますが、それは例外です。
そして、ここで売れる文章はお客さんの悩みや不安を解決して、新しく満たされた生活を送ることが出来ることを教えるような書き方がいいですね。
冷蔵庫を持っていないのであれば、暑いのに冷えたビールが飲めるというのは画期的なことですよね。
購入したら広がる未来の幸せ想像させ期待させるというのも、売れる文章の原則です。
これらの原則をテクニックとして覚えておけば、時代の流れに影響されにくい文章を書くことが出来ます。
信頼を勝ち取るための文章は?
信頼というのはすべてのビジネスの中での最重要項目です
信頼を築くのは難しいですが、壊すのは簡単です。例えば高級ブランド、あれはまさに信頼の最たるものです。
では、信頼を得るためにはどうすればいいのかといえば、書いたことに責任を持つようにすればいいのです。
無責任な約束をしていれば、当然無責任な結果になりますし、その結果というのは、バラ色の未来を想像して購入したお客さんの満足度を極端に下げ、不信感を煽ることになりますよね?
その結果、またバラ色の未来があなたのもとに、などと書かれた文章を見ても信用しなくなります。
つまり、文章を介してお客さんと結んだ約束に背かないようにするためには、無責任なことを書くのではなく、責任を持って勧められることを書いていくことが重要です。
その反復が、いずれは絶対の信頼となり、お客さんが好む売れる文章となるのですね。